法要(葬儀・法事等)における新型コロナウイルス感染症の感染防止に向けての宗派指針

現在定願寺におきましては、月参りは(4月6日より4月21日現在)すべて本堂にてお勤め(午前9時30分頃より)をしています。ご自宅にお伺いをしてのお参りは1件もありません。5月の法事に関していうと、数件の方が白紙または延期という連絡が多く、なるべく自宅待機、自粛という政府の要請に従って頂いています。各門徒様の年忌法要(法事)に関しましては、コロナウイルスが終息した後に改めて機会をもうけ仏前で手をあわせるのも良いと思います。

四天王寺は聖徳太子以来はじめての閉鎖という1000年に1度あるかないかの大変な事態になっています。アメリカをはじめ世界中で大変なことになっていますが、コロナウイルスが終息しないと仕事も生活も勉学も遊びも奪われてしまいます。目に見えないウイルスが相手なのでいまいち実感はないかもしれませんが、なんとかしてこの危機を乗り越えたいです。

4月6日4月7日に発表しました定願寺のガイドラインは継続します。5月6日以降も様子を見ながら慎重に判断したいと思います。今後、緊急事態宣言が解除されても、お寺は年配の方が多い場所でもありますから、慎重に判断していきます。御門徒の皆様にはご迷惑をおかけしていますが、ご理解のほどよろしくお願い致します。

 

東本願寺にて「法要(葬儀・法事等)における新型コロナウイルス感染症の感染防止に向けての宗派指針」が発表されましたので転載しておきます。

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このたび、法要(葬儀・法事等)における新型コロナウイルス感染症の感染防止に向けての宗派指針が発表されましたので、感染拡大防止に向けてご門徒や有縁の皆さまと十分にご相談いただき、下記のとおり対応くださるようお願いいたします。

1 法要前には必ず、手洗い・手指の消毒を厳守ください。
また、参列者にも同様に手洗い・手指の消毒を徹底いただくよう依頼ください。
2 常に咳エチケットを心掛けるとともに、勤行・読経の際にもマスクを着用ください。
また、参列者にも同様にマスクの着用を徹底いただくよう依頼ください。
3 感染リスクを減らすため、3つの「密」を避けてください。
① 「密閉空間」を避けるために、できるだけ換気をしてください。
② 「密集場所」を避けるために、参列者にできるだけ間隔をあけて着席するよう促してください。
また、お焼香も間隔をあけるよう配慮ください。
③ 「密接場面」を避けるために、間近での会話や対面による会話を可能な限り、避けてください。
※法話は一定の距離(2メートル以上)をあけてください。
4 法要終了後のお斎(会食)は控えてください。
5 37.5℃以上の発熱や体調の優れない方には、法要への参列を控えていただくよう依頼ください。
6 新型コロナウイルス感染症で亡くなられた方の通夜・葬儀等を執り行うにあたっては、
国の方針(※厚生労働省が示す「新型コロナウイルスに関するQ&A(関連業種の方向け)
令和2年4月15日時点版、3.遺体等を取り扱う方へ」等)を踏まえた上で医療機関や葬祭場とも連携をし、
感染防止のための衛生対策に努めてください。
7 日常的な自己管理を徹底し、感染症の媒介者とならないように留意ください。
8 新型コロナウイルス感染症への対処法を正しく理解し実行することで、
差別や風評被害が広がらないように努めてください。
以 上

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合掌