先日のことですが、本堂後堂にある給湯設備及び書院台所の給湯設備を交換して頂きました。
4月中旬に書院・台所の空調設備と本堂内陣の一部と外陣の照明をLEDに交換する予定です。
皆様ご機嫌いかがですか?住職です。
この最近ずっと切れていた外灯の電球を交換しました。
ナショナルのパナボール水銀灯はすでに廃盤になっていました。
また、この際なのでLED電球に交換しました。
LED明るいです!!手前の電球色の外壁灯もLEDにそのうち変更したいですね
北側の外灯も交換しました。とても明るく道路側もすこし明るくなったように思います。防犯的にも歩行する方にも明るいのはいいですね!
電気代も100W→13.2Wになったので約85%くらいお安くなるでしょうし、なぜ今まで変更しなかったのかとすこし後悔です。
今後、本堂の中、外陣の電球もLEDに交換する予定になっています。沢山の方にお寺を使って頂きたく思っています。コロナが落ち着けば色々何かやっていきたいと思っています。
合掌
先代住職がやりたかった事の1つとして蝋燭(ろうそく)のリサイクルがありました。お寺では和蝋燭を使いますが、使い終わった蝋燭はその後の使い道がなかなか無くて(寄付することもできます)たまりにたまった残蝋が段ボール3箱あります。
↑の残蝋はほんの一部です。見ての通り割れたり使い古したこの蝋燭を何とか再生できないかと思っていました。住職になってこの大量の使い古した蝋燭をなんとか再生させたいと思い、このコロナ中を利用して今年に入ってから色々試行錯誤しています。
お鍋で古い蝋燭を溶かして芯を取り出します。この芯を和紙とのりで接続し芯も再利用します。
蝋燭がリサイクルできました。まだまだ改善点は沢山あるのですが、通常の日常使いに使うにはこれで十分です。経費削減にもなるし、なによりエコ。何年もたまりにたまった蝋燭がまた日の目を見るわけです。
今回は30匁サイズを10本つくりました。
御門徒の方がお参りに来るような法要では通常の蝋燭屋さんで購入している蝋燭をつかうのでなかなか皆様の前で使うことはないのですが、先代がよく言っていた物を大事にする気持ちを忘れないように使いたいと思います。
合掌
最近、少し寒くなってきました。皆さまは体調どうですか?
住職はこの時期になるといつも風邪を引いていますが今年はマスクをしているお陰でなんとか乗り越えています。
さて、最近の話ですが、数件ですが、病院で危篤状態でもうそろそろかも知れませんといった内容の電話が続いています。色々な想いを抱きながら門徒さんも最後の準備に向けてご苦労されていることと思います。
一方で最近は葬儀社の方と日時まで決めてからお寺に連絡される事があります。突然のことですけれども、葬儀社よりもお寺に先にご連絡を頂くことで門徒さんにとってもスムーズに儀式を執り行うことができます。通常、葬儀の日程は寺院側のスケジュールと斎場の空き状況や葬儀社のスケジュール、そして遺族の意向を確かめながら決めていきます。
特に潮見表でいう大潮(新月や満月の前後)を含めた前後は昔から言われているように、人が生まれたり、亡くなったりすることが多く、大潮の日の下げ潮の時にお亡くなりになられる方が実際圧倒的に多いのですが、お寺では通常の法務に加え法事なども受けているために日時まで決められ変更できない状態で連絡を貰うとこちらは動けなくなることが多々あります。(場合によってはお断りしないといけないこともあります)スケジュールを調節することも葬儀社の大事な仕事ですが、最近はそういったことを勝手に決めてしまう葬儀会社が増えているのは大変な事です。
例えば、数日にわたって旅行に行くときにホテルなど事前準備を(予約など)せずに旅行に行く方はほとんどいませんし満室状態であるにも関わらず、強引に泊めてほしいと言う人もいません。大事な行事ほど事前に準備することが世間の常識としてあります。
実際には遠方から親戚を呼ぶ法事を予定している方の日時にお葬式がかち合うことがあります。数ヶ月も前から準備をされているのですから、何でもかんでもお葬式が優先されるとは限りません。そうならないためにも微妙な時間の変更や斎場の混み具合でスケジュールを葬儀社の方と相談しながら葬儀の日を決めます。
人生の最後の儀式ですから最近では終活という言葉が流行っているように事前に準備をされる方が増えています。終活では遺影や葬儀社を決めたり、遺言を残したりするそうですが儀式を知るということも含めてお寺に相談されることは大事であると思っています。
最近はコロナの影響もあって家族葬を行うことが増えています。沢山の方が家族葬は安いと思ってられるのも事実ですが、金額の大小はやり方です。優良な葬儀社と亡くなった方や喪主の意向で随分とかわります。
以前、実際にあった話ですが家族葬で見積もりの3倍、金額にして350万円の費用を葬儀社に払ったと聞きました。とんでもない悪質な葬儀社です。詳しく聞けば、本当に儀式に必要なものは全てオプションになっていて儀式には関係の無い装飾がセットになっていたというものです。水商売をされている店よりもドリンク代が高いなど足下を見て商売されている悪質な葬儀社があるのも事実です。
当定願寺本堂でお葬式を執行されると基本的な飾りはすでに内陣のお荘厳をそのまま使うので大幅なコストをカットすることができます。もちろん儀式としても正式なお荘厳で勤める事ができます。最近、流行の某葬儀社の会員制度、月額○○円の会員価格を払う必要もありません。ご自宅や地域の会館を使用されるなどやり方はいくらでもあります。金額を抑えることだけにこだわらずに、儀式としてきっちりと執行して頂きたいと願います。
金額はおさえたい。でも儀式はきっちりと勤めたい。そのような方ほど葬儀社を決める前にお寺に相談されることを推奨します。家族や身内の方が亡くなった際には一番にお寺にご連絡をしていただきたく思います。
合掌
いつも法語を貼っている定願寺の掲示板
今回は以前からブログを拝見していてとても素敵だと思っているヤポンスキーこばやし画伯さんにお願いし、定願寺の掲示板で使わせて頂いています。
ヤポンスキーこばやし画伯さんは文章も素敵ですが、絵も特徴的です。今後も使わせて頂こうと思っています。
ヤポンスキーこばやし画伯さんのブログはこちら
合掌
以前当ブログで投稿しました「コロナウイルスの症状について【拡散記事】」についてですが、デマである情報を頂きました。デマである記事とまでは確認できませんでしたが、真意が確認できないので掲載すべきでないと判断し該当記事を削除しました。(内容的にも現時点で必要性を感じないのもあります)
情報を寄せて頂きました巽東さんありがとうございました。niftyアドレスにメールをお返ししましたが、エラーが出てかえってきます。
今後も大事と思う事やお寺のことを配信していきます。今後もどうぞよろしくお願いします。
明日はお寺の掲示板の記事を予定しています
合掌
IT社会が進み定願寺でも様々なITを利用するようになりました。住職が高校生の時はパソコンとモデムという通信機器を使って、電子メールのやりとりをしていました。27年も前の事です。今では1人1台の携帯電話を持つことはそれほど珍しくない世の中になっていますが、仏教の伝達という意味でもこの10年、20年の間で随分とかわりました。
さて、今回は澤田秀丸先生と言えば、古くから定願寺で聞法されてきた方には、なじみのある先生ですが、大阪教区銀杏通信のほうで御法話があがりましたので、紹介させて頂きます。
澤田秀丸先生は大阪教区第12組の清澤寺前住職で当定願寺にも何十年と来て頂き御法話をくださいました。近年は年齢的なことも考慮しすっかりご無沙汰でしたがこういう形で澤田先生の御法話をいただけるのはIT社会ならではだなと思います。
テーマは「疫癘(えきれい)の御文―コロナの時代に」ということです。このコロナウィルスが蔓延する時代において、私たちはいかに生きるべきかをお話くださっています。
なかなかお寺に足を運ぶことが難しい自粛期間ではございますが、パソコンや携帯電話にて聴聞してみてください。
訂正:50分過ぎあたりで大無量寿経を引用して「命終身死」と板書されますが、正しくは「寿終身死」(聖典p59)です。 収録:2020年6月1日・清澤寺本堂
「疫癘の御文全文」 当時このごろ、ことのほかに疫癘とてひと死去す。これさらに疫癘によりてはじめて死するにはあらず。生まれはじめしよりしてさだまれる定業なり。さのみふかくおどろくまじきことなり。しかれども、いまの時分にあたりて死去するときは、さもありぬべきようにみなひとおもえり。これまことに道理ぞかし。このゆえに、阿弥陀如来のおおせられけるようは、「末代の凡夫、罪業のわれらたらんもの、つみはいかほどふかくとも、われを一心にたのまん衆生をば、かならずすくうべし」とおおせられたり。かかる時はいよいよ阿弥陀仏をふかくたのみまいらせて、極楽に往生すべしとおもいとりて、一向一心に弥陀をとうときことと、うたがうこころつゆちりほどももつまじきことなり。かくのごとくこころえのうえには、ねてもさめても、南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏ともうすは、かようにやすくたすけまします、御ありがたさ、御うれしさを、もうす御礼のこころなり。これをすなわち仏恩報謝の念仏とはもうすなり。あなかしこ、あなかしこ。 延徳四年六月 日
※2020年10月23日の定願寺、報恩講の御法話は澤田秀丸先生の息子さんで現清澤寺住職、澤田見先生の御法話を予定しております。
合掌