親鸞聖人750回御遠忌法要

宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌法要
定願寺創建六百年記念法要
定願寺開基楠正長五百五十回忌法要
定願寺復興十周年記念法要 開催のお知らせ

去る平成23年4月より11月に渡り、京都・東本願寺において浄土真宗の宗祖親鸞聖人の750回御遠忌法要が勤められました。全国の別院・寺院・教会でも親鸞聖人の750回御遠忌法要が行われ、このお慶びのご縁を皆様とともにお迎えすべく、平成26年3月、当定願寺における「親鸞聖人750回御遠忌法要」を計画、同時に定願寺創建600年記念法要、定願寺開基楠正長550回忌法要、並びに定願寺復興10周年記念法要を行うことになりました。四條、今林門徒をはじめとする定願寺に係わるすべての御門徒皆様の多大なる御寄進により、全国的にも有名な京仏具・小堀さんにて仏具を新調し、50年に1度の大法要を迎えようとしています。御門徒の皆様には沢山のお心遣いを賜りましたこと厚く御礼申し上げます。

ご承知の通り、親鸞聖人は90年(1173年~1262年)のご生涯を通して、ただ一筋にお念仏のみ教えを伝え弘めることに尽くされました。親鸞聖人のご生涯は、苦悩が尽きることがありませんでした。そのような生涯を生き抜かれたのは、法然上人との出遇いを通して、阿弥陀如来に出遇われたからです。親鸞聖人は、阿弥陀如来に出遇えたことに感動された方であり、その感動をみんなに伝えたいと情熱を持って生き抜かれた方です。聖人のご苦労があったからこそ、750年を経た現代を生きる私たちが、尊いお念仏のみ教えに遇うことができるのです。

親鸞聖人が亡くなり150年後の1412年、開基楠正長はこの四條村の山小路に住み定願寺を建立しました。開基楠正長は戦国武将・楠正成から見て実孫に当たり、当時四條村にあった横野神社の脇に楠一族の廟と道場を構えたと伝えられています。正長41歳の頃でした。この山小路に建てられた道場が定願寺の始まりと伝えられています。また永正14年(1517年)8月28日に4代目の楠正治が大谷本願寺・實如聖人(9代目門主)により方便法身尊像を受け、現在の真宗大谷派の寺院となりました。

私たちが親や先祖の背中や言葉や教えを子や孫に伝えるように、定願寺に係わる歴代の住職・坊守、御門徒の御先祖様たちも未来を見据え、何かを託すかのように本願念仏の教えを後世に伝えられてきました。
その時代背景には様々な危機を乗り越えて来られた歴史がありました。
戦国時代は阿弥陀仏像を今林村に安置し一時的に定願寺の本堂を移し、門徒も今林村にて生活された時もありました。度重なる飢饉を乗越えた時もあり。又、平野川の氾濫、水害によって流されたお寺の柱を集め、再び復興する時もあり。戦争中、爆撃に脅えながら手を合わせた日々もあり。老朽が進み門徒が一致団結をして復興した時もあり。

幾度となく、生活を脅かす歴史背景があったのにも係わらず、お寺は村の柱、生活の柱と語り続けられ、定願寺を支えて下さった歴史があります。
今から六百年を遡り、歴代の住職や御門徒の先祖の方々が大切にされてきた親鸞聖人の念仏の教え、本願念仏を受け止め、先祖の方々を偲び、現在の私たちが今こうして生活できていることに感謝し、又これから先の未来へ伝統と文化を伝えていく事の意味を込め、下記の通り親鸞聖人の750回御遠忌法要を始め定願寺の記念法要を厳修させて頂きます。つきましては、御門徒の皆様におかれましては、大遠忌法要の円成と、定願寺の護持発展のため、しいてはお念仏繁盛のため、50年に一度の大法要に是非ともお参り下さいますよう心よりお待ち申し上げます。

法話 宮部 渡氏(予定)
日時 平成26年3月23日(日) 午後2時より
場所 真宗大谷派 小丘山定願寺本堂
住所 大阪市生野区巽南1丁目10番10号
電話 06(6758)1684

尚、当日午後1時(予定)より近年、大阪市指定文化財に認定されました掛軸を初め定願寺に伝わる什物の展示を予定しております。今や定願寺の宝は門徒の宝を超え、大阪の宝となっています。併せてせて念仏相続を慶び、御門徒の皆様に見て頂きたいと思っています。

合掌

                      小丘山定願寺住職 楠 正継


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