定願寺で行われる、大法要も目前となり、いよいよ本番直前だなと感じてきました。
普段は使わない、法要に必要な道具を借りるわけですが、昨日はそれを係役の方に持ってきて頂きました。
また、入念な当日の打ち合わせや係役の方がお稽古をされていたのでお稽古を見学しました。
写真はろうそくの立て替えの細かな作法の確認をしながら練習をされていますが、係役というのは非常に細かな作法が多く、また法要中に動くということもあり、見た目以上にとても難しい配役です。
たとえば御経卓を持ち運ぶ時は、御経卓を少し持ち上げて、体に引き寄せてから立ち上がるといったような細かな動き等、ただ運ぶというだけではなく、歩く位置や動くスピード等また、お寺の大きさに応じて歩幅を変えたりと、細かな細かな打ち合わせ、超一流のお稽古を見学しました。
以前私も報恩講等で係役をしたことがありますが、外陣や内陣のすべてのことを把握していないと全く出来ない配役で大変だったことを覚えています。
この係役の方々は本山の大きな法要でも係役をされている方々で経験も知識も豊富ですが、わざわざ遠いところを時間を割いて練習をさせてくださいと言われ、十分経験も稽古もつまれているのに、定願寺の為に練習をされている姿に感動しました。学ぶことも沢山ありました。
又、今回お世話になっている京仏具・小堀様や寺嶋念珠老舗様からお供を頂戴し、本山から祝辞を賜ったり、励ましの声やお祝いも届いています。本当にありがたいことです。お一人お一人のお気持ちが大きな法要を作っていくのだなと改めて思いました。
合掌