今回も3月の親鸞聖人750回御遠忌関連で訪れました。大阪よりも若干空気が冷たく京都に来たなという印象でした。
昨年、御門徒の方にお願いをして仏具を購入するための、又、法要をするための寄進をお願いし沢山の御寄進を賜りました。その中から東本願寺発行の三帖和讃本を購入してきました。
その本を購入するに当たって約1時間の待ち時間がありましたので、東本願寺内の参拝接待所を色々見学していました。
まず、目についたのはお焼香の仕方が書いている説明です。
写真の通りですが
1 御本尊を仰ぎ見ます。(この時は合掌はしません)
2 左手を焼香卓端に添え、右手で御香をつまみます。
3 香炉に入れます(2回いれます。御香を頂いたり、手首を返したりはしません。御香の煙をあおぎません)
4 左手で御香の乱れを整えます(まだ右手は焼香卓に添えたままです)
5 合掌をします。
6 合掌を解き、頭礼します。
知っているようで知らない焼香の作法です。皆様はどうされていますか?一度ご確認ください。
マッチ棒で作った御影堂門です。まだ未完成だそうですが名古屋教区の御門徒の方の作品だそうです。マッチ棒を1万本はゆうに超えて組み立てられているそうですが、制作途中で作者の方がお亡くなりになり、ご家族の方の希望で完成はせずにそのまま御寄進されたそうです。
私もこの御影堂門は本山奉仕団で何度も登り、掃除をしたことがありますが本当によくここまで作った物だなーと思わず写真を撮ってしまいました。
そんなこんなで色々見ていると、和讃本の準備ができ担当の方が参拝接待所内の阿弥陀様の前に来て下さいと案内してくださいました。
三帖和讃とは、親鸞聖人がお書きになった「浄土和讃」「高僧和讃」「正像末和讃」の総称でありますが、一般的には「弥陀成仏のこのかたは いまに十劫をへたまへり 法身の光輪きはもなく 世の盲冥をてらすなり(浄土和讃)」が有名ですが、お寺の内陣で向かい合わせに座った僧侶が開いて読む本をこのたびの御遠忌法要を機縁に新調させていただきました。
東本願寺の方によると、この和讃本は、扱いをおろそかにしてはいけないという理由から、お寺へ直接配送することは出来ないそうで、東本願寺か別院にての販売となるでそうです。大切に使わせて頂きます。
合掌