法要習礼

大法要まで2週間を切りいよいよ本番を目前としてきました。
今日は各御寺院様に集まって頂き、本番を想定した法要習礼(法要予習)をしました。
僧侶の顔合わせから始まり、駐車場の確認から参堂列の道順、そして着衣の確認や、法要の細かな作法や動き等を含めた、いわゆるリハーサルをしました。

法要次第

今回の法要式次第ですが、いつもの法要とは違い楽僧が入ったり、行道散華があったりと50年に1度の法要だと改めて思いました。
普段の法要では行わない作法がいっぱいですが、しっかり頭にたたき込んで本番に備えたいと思います。

合掌


新調仏具

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宗祖親鸞聖人750回御遠忌法要が3月23日に当定願寺で勤まりますが、その法要機縁に仏具を新調していただきました。
朝10時頃から京仏具小堀様に搬入していただきました。
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御経卓(御和讃卓)を6つ購入しました。それぞれの卓の裏には
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法要記念と寄進いただいた方々の名前が書かれています。

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五具足です。鶴亀等非常に彫りがあり立派です。

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御讃卓(上人卓)一式一対です。装飾も含めて非常にきらびやかで上等です。

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菊灯です。定願寺には古い木製の菊灯が一対ありますが他がすべて真鍮製なので、今回新調追加させていただきました。

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その他、和讃本(東本願寺出版)を購入させていただきました。

定願寺の門信徒の皆様におかれましては今回このように沢山の御寄進を賜り、このような立派な仏具を購入できましたこと深く御礼申し上げます。現在使用している仏具は古い物で200年以上使用しています。そしてそれらの仏具はこれからもずっと使って参ります。新たに購入された仏具も孫の孫の孫の・・・代まで続くことを願っております。3月23日の大法要の時より使用させていただきます。

合掌


東本願寺に行ってきました。

年末に行ってから再び東本願寺に行ってきました。
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今回も3月の親鸞聖人750回御遠忌関連で訪れました。大阪よりも若干空気が冷たく京都に来たなという印象でした。

昨年、御門徒の方にお願いをして仏具を購入するための、又、法要をするための寄進をお願いし沢山の御寄進を賜りました。その中から東本願寺発行の三帖和讃本を購入してきました。
その本を購入するに当たって約1時間の待ち時間がありましたので、東本願寺内の参拝接待所を色々見学していました。
まず、目についたのはお焼香の仕方が書いている説明です。
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写真の通りですが

1 御本尊を仰ぎ見ます。(この時は合掌はしません)
2 左手を焼香卓端に添え、右手で御香をつまみます。
3 香炉に入れます(2回いれます。御香を頂いたり、手首を返したりはしません。御香の煙をあおぎません)
4 左手で御香の乱れを整えます(まだ右手は焼香卓に添えたままです)
5 合掌をします。
6 合掌を解き、頭礼します。

知っているようで知らない焼香の作法です。皆様はどうされていますか?一度ご確認ください。

またその他にも色々みていました。
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マッチ棒で作った御影堂門です。まだ未完成だそうですが名古屋教区の御門徒の方の作品だそうです。マッチ棒を1万本はゆうに超えて組み立てられているそうですが、制作途中で作者の方がお亡くなりになり、ご家族の方の希望で完成はせずにそのまま御寄進されたそうです。
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私もこの御影堂門は本山奉仕団で何度も登り、掃除をしたことがありますが本当によくここまで作った物だなーと思わず写真を撮ってしまいました。

そんなこんなで色々見ていると、和讃本の準備ができ担当の方が参拝接待所内の阿弥陀様の前に来て下さいと案内してくださいました。
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三帖和讃とは、親鸞聖人がお書きになった「浄土和讃」「高僧和讃」「正像末和讃」の総称でありますが、一般的には「弥陀成仏のこのかたは  いまに十劫をへたまへり  法身の光輪きはもなく  世の盲冥をてらすなり(浄土和讃)」が有名ですが、お寺の内陣で向かい合わせに座った僧侶が開いて読む本をこのたびの御遠忌法要を機縁に新調させていただきました。

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東本願寺の方によると、この和讃本は、扱いをおろそかにしてはいけないという理由から、お寺へ直接配送することは出来ないそうで、東本願寺か別院にての販売となるでそうです。大切に使わせて頂きます。

合掌


ありがたい

大晦日の今日は真宗本廟(東本願寺)に行ってきました。

c137b5bbacfe4af7374dc55fe36954ed.jpg外国の方も含めて大晦日でもたくさんの方がお参りをされていました。

また、いつもお世話になっている(有)寺嶋念珠老舗さんに家族で挨拶してきました。
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このお念珠屋さんの息子さんは若院と大谷大学短期仏教科の時の同級生で大谷大学短期仏教科の時には大変お世話になりました。

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ご両親の方もいつもとても親切丁寧に対応してくださって、定願寺一押しのおすすめのお念珠屋さんです。なんと400年以上昔から念珠を製造・販売されていて、17代続く東本願寺にも非常にご縁の深いお念珠屋さんです。来年の御遠忌の記念品も(有)寺嶋念珠老舗さんにてお世話になります。今日は嫁の念珠入れと子どもの腕輪念珠を購入してきました。来年の御遠忌の時に若院が使うお念珠も先月にこのお店で作って頂きました。いつも本当にお世話になりありがとうございます。

 

そして、もう1件、ここも先代からずっとお世話になっているのですが

04500d11ca61af677d046803567c4bfa.jpg三木法衣店さんに行ってきました。来年の御遠忌で息子が着るための着物の採寸に行ってきました。いつも大阪まで足を運んでくださっていますが、今回は自分自身初めて訪問させて頂きました。いつも着ている着物はこの三木法衣店さんで作って頂いています。本当にありがたいことです。

 

あと数時間で今年も終わってしまいますが、お世話になっているお店に顔を出せたことと、真宗本廟でお参りが出来たことはありがたいことです。親鸞聖人の教えを通じて定願寺の門徒のみなさまとこうやって1年やってこられたのもありがたいことです。

本日PM11:45より歳末勤行が定願寺にて勤まります。テレビでカウントダウンし新年を迎えるのも悪くないですが、読経のなかで新年を迎え阿弥陀仏の前で新年を迎えるのも決して悪いものではありません。是非ともご家族でお参りいただきますようお待ちしております。

 

合掌


(株)オカモト建設様

平成14年に完成しました本堂・山門・庫裏の建設に携わって頂いたのが(株)オカモト建設様ですが、今日は雨の降る中、なんと来年の親鸞聖人750回御遠忌法要に合わせて靴箱を寄進してくださいました。

963e7c7842b84714b28b64f7bc1b417b.jpg平成14年よりずっと使ってきた木製の靴箱ですが、雨風によりだんだんと劣化が目立ってきていました。今回新たに設置されるのはアルミ製の立派な靴箱です。

まずは強風にも耐えられるようにアンカーを打って頂き施工も万全です!

e539251a73664797b239ae92124f9519.jpgb6ee18e0c93fd5a03b01383501b17fea.jpg

そして設置して頂きました。

343404e12e484865e5b0116863e43aa3.jpgこの靴箱はアルミ製なのでサビにも強く、参詣の皆様の靴を長期に渡って安心して収納することができます!

ae9459da2c73b061da49a71555d0b1d1.jpg雨の降る中の施工、そしてこのような立派な靴箱を寄進して頂き〈株)オカモト建設様本当にありがとうございました。大切に使わせて頂きます。

 

合掌