あれから3年・・・

TVを付けると東日本大震災のニュースが各局で報道されています。
地震・津波・原発・・・・・。

3年前から問題になっていることがまだまだ山積みであるのにも係わらず、自分の中でどこから風化しているような・・・ハッと気がつかされるような事を思いました。

3年前の今頃は京都の東本願寺にて宗祖親鸞聖人750回御遠忌法要が勤まり、当定願寺もバスに乗って御門徒の方々と参拝する事になっていて、この地震で先行きが見えなくなったことを思い出しました。
あの時は少しでもそれぞれが出来る範囲で協力し東日本を立て直すんだ!という強い意志が私も含めて、周りの方々もみなぎっているように思いました。それは周辺を超えて日本全体また日本を超えて海外の方もそのような気持ちになったのを感じていました。

現地はまだまだ見た目も心の中身も置き忘れてきたもの(事)があります。今一度思い返して見ようと思います。

 

 

「永い一日」作詞:松井五郎 作曲:Chage

海鳴りに渡した手紙が 君のところへ届かなくても
はじめて二人旅した場所が 荒れ地になってしまったとしても

いつかキスを交わした道の桜が もう花をさかせないとしても
月明かりに君と覚えた 歌を僕だけが忘れてしまったとしても

変わらない 変われない 変わりたい この心が君を抱きしめる
見つめ合い 求めあい 許しあい まだ心は心になれるんだろう

君と暮らした部屋の窓から 青空が遠くなっていくとしても
泥んこと遊ぶ子ども達の 声が聴こえなくなったとしても

乗り遅れてしまった列車に 思い出ばかりが連れ去られても
時の流れに手を引かれる君が 僕をわからなくなる日がきたとしても

失くさない 失くせない 失くたくない その心が僕を抱きしめる
わかりあい 与えあい 許しあい ただ二人は 二人になれたんだろう

瞳を閉じて 見えてるものは 信じてきた 幸せを 裏切らないから

変わらない 変われない 変わりたい この心が君を抱きしめる
見つめ合い 求めあい 許しあい まだ心は心になれるんだろう

失くさない 失くせない 失くたくない その心が僕を抱きしめる
わかりあい 与えあい 許しあい ただ二人は 二人になれたんだろう

 

 

この曲は震災を経て私の大好きなChageさんが作った楽曲です。
大阪にいる自分にとっては、どこまでいっても想像の範囲でしか物事をはかれません。この歌詞を歌を聴いたときに想像を遙かに超えた景色が見えたような気がしました。

合掌