表題の1+1=2は小学生1年生が算数の授業で習う問題です。
先日のお参りで、真宗の教えとはどういったものかという話をしていた時のたとえ話です。我々は1+1が2になることを教わります。それが時に3かもしれないし4かもしないけどもそういったことは考えずに2という答えが当たり前です。
では僕なりに真宗の教えってどんなの?って聞かれると「なぜ2なんだろう」と思うところから始まるのではないかと思います。それはとても難しい問題です。
仏事に置き換えますと我々は亡き御先祖様に手を合わせるわけですが、ただ手を合わせるという事ではなくて、手を合わせるというのはどういうことかという疑問から始まるのではないかと思います。
何度も何度も問う身になるとそこに深みと尊さがあるのではと思います。
合掌