10月24 日は当山定願寺の報恩講です。
昨日は内陣の飾り付けを少ししました。
この写真は元々の法名前ですが、場所の都合上ここに御絵伝を掛けますので掛け軸などを移動させます。
10月19日 沢山の方の手によってみがいて頂いています。どなたもご参加頂けます。
皆さまの力で本堂の仏具をピカピカにして報恩講を迎えたいと思っています。
合掌
この写真はご門徒の方の家に飾って頂いている先先代の書いた物です。
親鸞聖人は沢山の海という言葉を使われています。
生死の苦海ほとりなし
ひさしくしづめるわれらをば
弥陀弘誓のふねのみぞ
のせてかならずわたしける
(高僧和讃)
と、お和讃にありますが、他にも苦海、難度海、生死の大海など人間の苦悩を表す言葉として使われています。
一方で「大心海」「信心海」「本願海」「真如海」「一乗海」などなど阿弥陀さまの本願、智慧、お心を示しているものがあります。
海のように深く大きな、阿弥陀様の本願、知恵知識といった事でしょうか。
大心海より化してこそ
善導和尚とおはしけれ
末代濁世のためにとて
十方諸仏に証をこふ
(高僧和讃)
海のように大きく深い阿弥陀様の代わりに善導大師が出現されたとありますね。
何気にお参りをしている時に目にとまった、三文字の言葉。今、回りまわって僕がその言葉に向き合う。何でもない日常から、何かを感じる日々を過ごしております。
合掌
via PressSync
今年も定願寺において清掃奉仕をします。持ち物は雑巾になるようなタオルがあると助かります。お寺も心も綺麗にしましょう♪皆様おまちしております!
合掌
この数年前から御朱印集めがちょっとしたブームで平成から令和になった時もテレビ等で話題になりました。
そんな中、ご門徒さんで御朱印集めを趣味とされている方が新しい御朱印帳のはじめのページはどうしても菩提寺の定願寺にしたいから書いて欲しいとのことでした。
皆さまもご存知の通り真宗大谷派の寺院では御朱印そのものがあまりありません。お寺は一度きたらそれで良いという考えではなく、何度も何度も足を運んで・・・という理由があるみたいですが、趣味で集めてはる方の動画等を拝見すると何度も何度も同じお寺に行って関心を持ってられる方が多いと感じました。
当然ですが今回、ご依頼のあったご門徒さんも年に何度も足を運んでくださるご門徒さんです。
定願寺ではたくさんの方にお参りに来て頂きたいという願いがありますので快く受けました。
先先代がとても大事にされていた「無量寿」と書かせて頂きました。また、真ん中の判子も先先代がデザインされ、それを復刻した判子になっていますが、今後御朱印に押す判子はデザインの変更をするかもしれません。
ここでこのように書くと書いてくださいとおっしゃる方もいらっしゃると思いますが、他の寺院と違って御朱印に関しては素人のお寺です。御朱印に関しては定願寺までお問い合わせください
合掌
表題の1+1=2は小学生1年生が算数の授業で習う問題です。
先日のお参りで、真宗の教えとはどういったものかという話をしていた時のたとえ話です。我々は1+1が2になることを教わります。それが時に3かもしれないし4かもしないけどもそういったことは考えずに2という答えが当たり前です。
では僕なりに真宗の教えってどんなの?って聞かれると「なぜ2なんだろう」と思うところから始まるのではないかと思います。それはとても難しい問題です。
仏事に置き換えますと我々は亡き御先祖様に手を合わせるわけですが、ただ手を合わせるという事ではなくて、手を合わせるというのはどういうことかという疑問から始まるのではないかと思います。
何度も何度も問う身になるとそこに深みと尊さがあるのではと思います。
合掌