蝋燭をリサイクル

先代住職がやりたかった事の1つとして蝋燭(ろうそく)のリサイクルがありました。お寺では和蝋燭を使いますが、使い終わった蝋燭はその後の使い道がなかなか無くて(寄付することもできます)たまりにたまった残蝋が段ボール3箱あります。

↑の残蝋はほんの一部です。見ての通り割れたり使い古したこの蝋燭を何とか再生できないかと思っていました。住職になってこの大量の使い古した蝋燭をなんとか再生させたいと思い、このコロナ中を利用して今年に入ってから色々試行錯誤しています。

お鍋で古い蝋燭を溶かして芯を取り出します。この芯を和紙とのりで接続し芯も再利用します。

和蝋燭の型で作ったシリコンの型に溶かした蝋燭を流して

蝋燭がリサイクルできました。まだまだ改善点は沢山あるのですが、通常の日常使いに使うにはこれで十分です。経費削減にもなるし、なによりエコ。何年もたまりにたまった蝋燭がまた日の目を見るわけです。

今回は30匁サイズを10本つくりました。

御門徒の方がお参りに来るような法要では通常の蝋燭屋さんで購入している蝋燭をつかうのでなかなか皆様の前で使うことはないのですが、先代がよく言っていた物を大事にする気持ちを忘れないように使いたいと思います。

 

合掌


大阪モデル赤色点灯につき自粛します

2020年12月
定願寺門信徒各位
定願寺住職  楠 正知

定願寺より大事なお知らせ

 平素は宗門・定願寺の護持、教化活動にご理解頂きありがとうございます。
今年は新型コロナウイルスで御門徒の皆様に大変ご迷惑をお掛けしています。有効な治療方法等が一般的に処方されるまでは慎重に対応していこうと思っております。
さて、新型コロナウイルス感染症に伴う大阪モデル、赤色が12月3日に点灯しました。これまでも度々自粛を重ねてきましたが、大阪府発表の12月15日まで、あるいは赤色点灯が消えるまで月参りの自粛をさせて頂きます。祥月命日などでお参りご希望の方はご自宅に伺いお参りをさせて頂きますのでお電話にてお問い合わせください。なお定願寺の大阪モデル赤色点灯中の法務活動は以下の通りになります。  合掌

①月参りについて
大阪モデル(新規準)を基準に赤色が点灯中は自粛させて頂きます。黄色点灯になりましたら通常法務と致します。これまでの通り、御門徒の意志を優先しますのでお参りご希望の方は個別に対応させていただきます。

②法事について
現時点でお受けしている法事、これより予定の法事も含めてお受け致します。ご自宅よりも本堂の方が広いこともあり、ご自宅よりも定願寺本堂にて法事を頂く事を推奨しています(本堂の使用料金がお布施とは別に一万円かかります。詳しくは住職までお問い合わせください)。アルコール除菌、マスク着用の徹底をお願い致します。

③正月法要(12月31日・1月1日)について
大阪モデル赤色点灯であっても、予定通りお勤めは致します(衝立などの感染拡大予防をしながらになりますので座席数は30席ほどになります)。アルコール除菌、マスク着用の徹底をお願い致します。


憩いの場

定願寺境内に椅子と机を設置してみました。
スーパーの行き帰りやちょっとした息抜きにご活用ください

なお、ゴミは各自でお持ち帰りくださいね

合掌


コロナウィルス拡大していますが

この数日コロナウィルスの拡大がまた深刻な状況になってきました。大阪でも新規陽性者が200名を越えるなど第三波といっても良いかもしれません。

一方でマスク、手洗いなどでほとんど感染を予防できる事も伝えられています。

コロナウィルスに対する考えは人それぞれです。定願寺では御門徒の意思を尊重します。お寺としては現在は基本的には通常通りのお参りの方針ですが、気になる方はお寺にてお参りをさせていただきますので前日までにご連絡を頂きますようお願い致します。

法事など通常のお参りに比べて沢山の人が集まるお勤めでは、いわゆる三密になりやすいので空間の広いお寺でのお勤めを推奨しています。

お参りの際にはマスクの着用など感染予防のご協力をお願い致します。

コロナウィルスに慎重な方で普段あまり外に出ない方に気分が沈んだり落ち込んだりしている方を多く感じます。久しぶりにお参りさせていただき、お参りやお話をすると気分が元気になられる方が多く見られます。
このような時だからこそ感染予防をしながらお勤めやお話をするのも大事な事だと思っています。

合掌


終活されている方へ

最近、少し寒くなってきました。皆さまは体調どうですか?
住職はこの時期になるといつも風邪を引いていますが今年はマスクをしているお陰でなんとか乗り越えています。

さて、最近の話ですが、数件ですが、病院で危篤状態でもうそろそろかも知れませんといった内容の電話が続いています。色々な想いを抱きながら門徒さんも最後の準備に向けてご苦労されていることと思います。

一方で最近は葬儀社の方と日時まで決めてからお寺に連絡される事があります。突然のことですけれども、葬儀社よりもお寺に先にご連絡を頂くことで門徒さんにとってもスムーズに儀式を執り行うことができます。通常、葬儀の日程は寺院側のスケジュールと斎場の空き状況や葬儀社のスケジュール、そして遺族の意向を確かめながら決めていきます。

特に潮見表でいう大潮(新月や満月の前後)を含めた前後は昔から言われているように、人が生まれたり、亡くなったりすることが多く、大潮の日の下げ潮の時にお亡くなりになられる方が実際圧倒的に多いのですが、お寺では通常の法務に加え法事なども受けているために日時まで決められ変更できない状態で連絡を貰うとこちらは動けなくなることが多々あります。(場合によってはお断りしないといけないこともあります)スケジュールを調節することも葬儀社の大事な仕事ですが、最近はそういったことを勝手に決めてしまう葬儀会社が増えているのは大変な事です。

例えば、数日にわたって旅行に行くときにホテルなど事前準備を(予約など)せずに旅行に行く方はほとんどいませんし満室状態であるにも関わらず、強引に泊めてほしいと言う人もいません。大事な行事ほど事前に準備することが世間の常識としてあります。

実際には遠方から親戚を呼ぶ法事を予定している方の日時にお葬式がかち合うことがあります。数ヶ月も前から準備をされているのですから、何でもかんでもお葬式が優先されるとは限りません。そうならないためにも微妙な時間の変更や斎場の混み具合でスケジュールを葬儀社の方と相談しながら葬儀の日を決めます。

人生の最後の儀式ですから最近では終活という言葉が流行っているように事前に準備をされる方が増えています。終活では遺影や葬儀社を決めたり、遺言を残したりするそうですが儀式を知るということも含めてお寺に相談されることは大事であると思っています。

最近はコロナの影響もあって家族葬を行うことが増えています。沢山の方が家族葬は安いと思ってられるのも事実ですが、金額の大小はやり方です。優良な葬儀社と亡くなった方や喪主の意向で随分とかわります。

以前、実際にあった話ですが家族葬で見積もりの3倍、金額にして350万円の費用を葬儀社に払ったと聞きました。とんでもない悪質な葬儀社です。詳しく聞けば、本当に儀式に必要なものは全てオプションになっていて儀式には関係の無い装飾がセットになっていたというものです。水商売をされている店よりもドリンク代が高いなど足下を見て商売されている悪質な葬儀社があるのも事実です。

当定願寺本堂でお葬式を執行されると基本的な飾りはすでに内陣のお荘厳をそのまま使うので大幅なコストをカットすることができます。もちろん儀式としても正式なお荘厳で勤める事ができます。最近、流行の某葬儀社の会員制度、月額○○円の会員価格を払う必要もありません。ご自宅や地域の会館を使用されるなどやり方はいくらでもあります。金額を抑えることだけにこだわらずに、儀式としてきっちりと執行して頂きたいと願います。

金額はおさえたい。でも儀式はきっちりと勤めたい。そのような方ほど葬儀社を決める前にお寺に相談されることを推奨します。家族や身内の方が亡くなった際には一番にお寺にご連絡をしていただきたく思います。

 

合掌


報恩講も無事に終わりました

 

十月二十四日(土)講師に守口市清澤寺住職澤田見師をお迎えし報恩講を厳修致しました。法話のテーマは「疫癘(えきれい)といのち」で、蓮如上人のお書きになった御文「疫癘の御文」(四帖目九通)より「生れはじめしよりして定まれる定業なり」についてお話くださいました。

総代様、年行事の皆様には準備から後片付けまでお世話を頂きありがとうございました。又、多数の御参詣、御懇志上納下さいました事、厚く御礼申し上げます。

 

合掌


報恩講の準備

明日は報恩講が勤まります。
今年の定願寺報恩講はコロナウィルス感染拡大防止のために法中さんを減らし、飛沫対策をしました。

今日は朝から総代様が来られて以前作って頂いた衝立がバージョンアップしました。

座席数は総代席を含めて32席用意しました。

明日10月24日 午後2時 より
ご法話 は清澤寺住職 澤田見師(休憩なしの40分程度のご法話の予定です)となっております。

修正会ぶりの法要となります。マスクを着用した上でご参加くださいますようお願い致します。

合掌


ありがとうございました

本日午前9時より沢山の方に集まっていただき、おみがきをして頂きました。

1つ1つ丁寧に磨いてくださった仏具はピカピカに輝いています

今月24日 午後2時より報恩講が勤まります。
コロナウイルス感染拡大の予防に配慮し、いつもよりも規模を縮小して行う予定です。講師には清澤寺住職 澤田見師をお迎えします。
マスクを着用して頂きお参りくださいますようよろしくお願い致します。

合掌


法務休暇とおみがき準備

先程、秋季法務休暇のための逮夜総経を厳修しました。明日18日より20日の間の月参りは法務休暇とさせていただきます。

そして、明日18日午前9時より仏具磨きのおみがきがあります。一年間使用した定願寺本堂の仏具を住職と一緒に磨きませんか。どなた様もご参加頂けます。簡単な昼食も用意しております。汚れても良い服装でご参加のほどよろしくお願いします。

なお、報恩講は24日午後2時より勤まります。ピカピカに磨いて報恩講を迎えたいと思います。

合掌


報恩講のお知らせ

謹啓 初秋の候 皆々様には益々ご健勝のことと存じ上げます
平素は定願寺に対しまして何かとご協力を賜りありがとうございます

さて、今年は新型コロナウイルスにより、行事という行事を行うことが出来ませんでしたが、報恩講だけは何とか実施出来ないかと住職、総代で何度も話合いをし、コロナウイルス感染拡大防止対策をし、お席を通常よりも減らしたうえで(三十席)、報恩講を厳修したく存じます
講師には、定願寺ではおなじみの澤田秀丸先生のご子息で、東本願寺でも最近は御法話をよくされます、守口市清澤寺住職、澤田 見氏を迎え、親鸞聖人の教えを聞く機会になれば幸いです
なお 本来ならば、十月二十三日は子ども報恩講を実施しておりますが、こちらは中止という事になりました

新型コロナウイルス感染の終息が見えない中、色々な考えがお有りの事と思います 皆様の健康が第一でございますので、よくお考えいただき、ご参詣いただければ幸いでございます

合掌

  令和二年九月

報恩講
日時 十月二十四日(土)午後二時 御始
場所 定願寺本堂
講師 澤田 見(守口市清澤寺住職)
持物 念珠、マスク着用

小丘山定願寺